12月27日の阪神9R・万両賞(2歳1勝クラス、芝1400メートル=10頭立て)は、4番人気のアスミル(牡、栗東・本田優厩舎、父ダノンプレミアム)が勝利した。勝ち時計は1分20秒6(良)。

 スタートから促して、逃げ馬の直後につけた。4角手前から早めにスパートを開始。団野大成騎手の懸命なアクションに応えてしぶとく脚を伸ばし、逃げたメイクワンズデイ(2着)を半馬身差で差し切った。鞍上は「前回と比べてもかなり成長しています」とうなずき、「まだ良化途上。もっと体を使って、いい動きができると思います」とさらなる成長に期待した。

 本田調教師も「内容は悪くないけどね。追い出してからも頭が高いし、もう少し首を使って走れるようになれば」と良化の余地を指摘。「でも、一走ごとに良くなっているよ」と確かな成長を感じ取っていた。次走は未定。

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