結婚相談所Presia(株式会社Presia)は27日、「恋愛経験の有無」と「婚活におけるモテ度」に関する実態調査の結果を公開。「交際経験がない異性」に対して、男女ともに9割以上が「結婚相手の対象になる(なり得る)」と回答した。

また、交際経験がない男性に対して女性が求める振る舞いとして「一生懸命リードしてほしい」という回答を大きく上回り、約4割の女性が「無理せず対等に話し合いたい」を希望していることが明らかになった。対象は20~40代の男女358人(女性180人、男性178人)。

 主な調査結果は以下の通り。

▼【女性に聞いた】交際経験ゼロの男性は「結婚相手」の対象になりますか?

・対象になる(全く気にしない):50人

・人柄や条件次第では対象になる:118人

・対象にならない:12人

▼【男性に聞いた】交際経験ゼロの女性は「結婚相手」の対象になりますか?

・対象になる(全く気にしない):108人

・人柄や条件次第では対象になる:67人

・対象にならない:3人

 同社は「この結果から、過去の恋愛経験の有無よりも、現在の人柄やこれからの関係構築を重視する人が圧倒的多数であることが推察されます」とした。

▼【女性に聞いた】交際経験ゼロの男性と交際する場合、どのように振る舞ってほしいですか?

・無理せず対等に話し合いたい:76人

・不慣れであることを正直に伝えてほしい:44人

・店員への態度など周囲へのマナーが良い:27人

・ぎこちなくても一生懸命リードしてほしい:23人

・笑顔でこちらの話を聞いてほしい:10人

 同社は「一般的に良しとされる『ぎこちなくても一生懸命リードしてほしい』という回答数を『対等に話し合いたい』『正直に伝えてほしい』という回答が大きく上回りました。女性は、不慣れな男性が無理をして空回りするよりも、正直に経験がないことを打ち明け、一緒に歩幅を合わせてくれる姿勢を求めていると言えます」としている。

▼【男性に聞いた】交際経験ゼロの女性と交際する場合、どのように振る舞ってほしいですか?

・不慣れであることを隠さず伝えてほしい:48人

・理想を押し付けず現実を見てほしい:47

・変な駆け引きをせず素直に甘えてほしい:46人

・「察してほしい」ではなく言葉にしてほしい:33人

・男性のリードを笑顔で受け入れてほしい:4人

 同社は「『察してほしい』ではなく『言葉にしてほしい』という意見もあり、恋愛マニュアルにあるような駆け引きや、過度な期待(察してアピール)よりも、率直なコミュニケーションが好まれる傾向が伺えます」と分析した。

▼【女性に聞いた】交際経験ゼロの男性が許容できる年齢の上限は?

・20代男性までならOK:73人

・30代男性までならOK:78人

・40代男性以降でもOK:18人

・年齢に関わらず対象にならない:11人

▼【男性に聞いた】交際経験ゼロの女性が許容できる年齢の上限は?

・20代女性までならOK:41人

・30代女性までならOK:84人

・40代女性以降でもOK:40人

・年齢に関わらず対象にならない:13人

 同社は「女性の場合は『20代まで』と回答する人数も多く、年齢に対してややシビアな傾向が見られます。一方、男性は『40代以降でもOK』という回答も一定数あり、女性に比べて年齢による許容範囲が広い傾向にあります」と分析している。

編集部おすすめ