J1浦和は27日、柏を契約満了になっていたDF片山瑛一(34)を完全移籍で獲得したと発表した。片山はクラブを通じて「歴史と伝統のあるクラブであり、そして、埼玉県出身の私にとっては、幼いころから憧れていた特別なクラブに加入することができ、幸せに思うと同時に、強い責任感も感じています。

浦和レッズが、より強く、誰からも愛され、みんなに憧れてもらえるように、自分の持てる力の全てを懸けて日々精進していきます」などとコメントした。

 主にサイドバックでプレーする片山は、岡山、C大阪、清水を経て23年に柏に加入。昨季はパリ五輪の代表にも選ばれたDF関根大輝(現Sランス)が同じポジションにいたことで出場機会が減少。今季も開幕前にけがで離脱を強いられ、復帰後も出場が限られた。しかし、J1通算157試合出場と経験豊富で、様々なポジションをこなせる万能性と前線への積極的な上がりが随所に光る。

 3シーズン過ごした柏からもコメントを発表し「これからは日立台で対戦相手として会えることを楽しみにしています。そして、まだまだピッチの上で自分らしさを表現して、より一層輝けるように日々努力を重ねていきたいと思います。これからも片山瑛一をどこかで気にかけてもらえると嬉しいです。本当にありがとうございました」とつづった。

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