大相撲の新大関・安青錦(安治川)の初優勝と、安治川部屋3周年を祝う記念パーティーが27日、約650人が駆けつけて、都内で盛大に行われた。

 安青錦は安治川部屋が創設された22年12月から研修生として在籍。

部屋とともに歩んだ3年間を思い返し「自分の感覚的にはもう3年経っているのだという感じ。自分と安桜(序二段)の2人でスタートをして、すぐに3人になって少しずつ人数も増えて、今はとても楽しい。やっぱり楽しい時は時間が早く経つ」と感慨深げに語った。

 当初は部屋のパーティーのみの開催予定だったが、安青錦が九州場所で賜杯を抱いたこと受けて、急きょ初優勝も合わせて祝うことになった。「たくさんの方に来ていただいてうれしいしかない。もっと優勝したい思いが強くなった。来場所もしっかり頑張る」と恩返しを誓った。

 師匠の安治川親方(元関脇・安美錦)はパーティーの冒頭で「安治川を起こして3年が経ちました。今年は安治川部屋にとって大きな飛躍の年になりました。来年は安治川部屋にとってとても大事な年になります。安青錦はさらに優勝を重ね、横綱を目指して挑戦していきます。他の力士も関取を目指して日々精進して参ります。

この3年とても濃密な時間をすごさせていただいた。ここから安青錦といろいろことを試しながら、話しながら、一緒になって横綱を目指して頑張って参ります」と力強くあいさつした。

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