プロボクシング▽IBF世界フライ級(50・8キロ以下)タイトルマッチ12回戦 〇矢吹正道(KO 12回1分59秒)フェリックス・アルバラード●(27日・愛知県国際展示場)

 王者・矢吹正道(緑)が初防衛に成功した。1度もKO負けがなかった同級1位の挑戦者で元IBF世界ライトフライ級王者・フェリックス・アルバラード(ニカラグア)に12回KO勝ち。

終始打撃戦を展開し、11、12回にダウンをゲット。2度目のダウンでそのままカウントアウトさせた。矢吹はこれで世界戦3戦連続KO勝ちとなった。

 ◆矢吹正道(やぶき・まさみち)1992年7月9日、三重・鈴鹿市生まれ。33歳。中学3年から本格的にボクシングを始め、四日市四郷高時代にインターハイ出場。16年3月、薬師寺ジムからプロデビュー。緑ジム移籍後の20年7月、日本ライトフライ級王座獲得。21年9月、WBC世界同級王座奪取。22年3月、陥落。24年10月、IBF世界同級王座奪取。今年3月、IBF世界フライ級王座奪取。

身長166センチ、右ボクサーファイター。本名は佐藤正道。リングネームはボクシング漫画「あしたのジョー」の矢吹丈から。妻と1男1女。弟はプロボクサーの力石政法(大橋)。

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