ダンスボーカルグループ「EXILE」が27日、名古屋市のバンテリンドームで全国ドームツアーのセミファイナルを迎えた。

 今年4月にステージ復活を遂げたEXILE ATSUSHIがレギュラー参加する形では2年11か月ぶりのドームツアーで、3都市で15万人を動員。

EXILEとEXILE TRIBE(一族)の計20人でパフォーマンスし、同ツアーのテーマ曲である「Reason ―Planet Earth Ver.―」や代表曲の「Choo Choo TRAIN」、「道」、「Rising Sun」など30曲を披露した。

 アンコールでは来年4月21、22日に3年4か月ぶりの東京ドーム公演と、来夏にATSUSHIのソロツアーを開催することを発表。4月に今ツアーのDVDがリリースされることも明らかになった。来年のデビュー25周年、そして6年に一度の「LDH PERFECT YEAR」に向け怒とうの展開が待ち受ける。

 公演前に取材に応じたEXILE AKIRAは「25年と言うと、人生の半分以上EXILEのエンターテインメントとか、音楽とかパフォーマンスが隣り合わせにあって…人生の一部と言っても過言ではない場所」としみじみ。「我々ごとだけではなくて、隣り合わせにあったファンの皆さんであったり、我々に影響を受けてくれた後輩たちにも広がっていくこと。25周年の喜びとともに、深みや広がりを感じます」と感慨深げに話した。

 壇上でATSUSHIは「先日ファンクラブイベントを行ったんですが、その時に心の奥底から『まだまだ青春したいです』って出てきちゃったんですよね。一生懸命、汗を流して感動とか愛とか夢とか、そういうことをもっともっとまだまだ伝えたいって本気で思った」と熱い心境を吐露。「まだまだ、青春したいんです!!!」と高らかに語った。

 EXILE TAKAHIROは「また一味違う東京ドーム公演をお届けしたい」と意欲。「皆さんに少しでもパワーをお届けできるように、音楽を、歌を、パフォーマンスを、エンタテインメントをお届けします」と誓った。

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