広島の新井貴浩監督(48)が31日、育成方針を徹底して逆襲ののろしを上げると誓った。25年は球団15年ぶりの借金20で5位に沈んだ。

就任4年目に向けて「高く飛び上がるためには一度、深く沈み込まないといけない。それを25年にしないといけない」と、苦しんだ分だけ飛び上がることを誓った。

 ドラフトでは、1位・平川(仙台大)ら大卒を中心に指名した。春季キャンプは育成2人を含め、異例とも言える新人7人を1軍からスタートさせる。既存の若手に現状を突きつける“メッセージ”でもある。「チャンスはあるうちにつかんでおかないと」と、競争をあおっていく。

 ベテランについても「結果でものを言えるように頑張ってほしい」と、求める。ドラフトと現役ドラフト以外の補強は、メジャー通算2勝のターノック(マーリンズ傘下3A)をローテ候補として獲得したのみ。指揮官は「元々、あるものを鍛えて優勝する」と、覚悟を胸にチームの再建に取り組む。(畑中 祐司)

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