◆りそなB1リーグ第17節 北海道96―62京都(27日、北海きたえーる)

 B1東地区3位のレバンガ北海道が96―62と今季最多の34点差で京都に圧勝した。本拠地では破竹の10連勝。

27試合目で早くも昨季の勝利数21に並んだ。トーステン・ロイブルHC(53)は「京都がスリーポイントの試投数が多いのは分かっていた。相手のシューター陣にプレッシャーをかけることで、スリーポイントも低い確率で抑えられた」と、京都の3点シュート成功率を16・1%に封じた守備を評価した。

 攻撃では、日本代表のSG富永啓生(24)を中心に京都を翻弄(ほんろう)。両チーム最多の24得点を奪い、2点シュート成功率は驚異の100%をマーク。「ベンチでずっと関野選手が『お前100%だぞ10%だぞ』って言っていたので」と、6358人のブースターを笑わせると、「1本スリーポイントを外してしまったのは後悔かな」とさらに上を見据えた。

 チームは2連勝で、28日が年内最後の試合となる。「あしたもタフな試合になると思いますが、一人一人が役割を果たせば勝利できると思う」と一戦必勝を誓った。(川上 晴輝)

 〇…21日の全日本バレーボール選手権で準優勝を飾ったSVリーグ・ヴォレアス北海道が、きたえーるでレバンガ北海道の試合後に異例の同日同会場試合を行った。レバンガの勝利から約3時間、会場はバレーボールコートに様変わり。旭川市を拠点とするヴォレアスの札幌開催試合は年に一度で、来場者にはレバンガとのコラボハリセンや一部のブースではプリントシールが配布された。

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