◆りそなB2リーグ第15節 静岡88―76福岡(27日、照葉積水ハウスアリーナ)

 ベルテックス静岡が福岡との第1戦を88―76で勝利し、今季初の3連勝を飾った。第1クオーター(Q)に10点のリードを奪うと、第2Q以降も安定した試合運びを見せて、今季最多タイの88点を挙げて逃げ切り勝ちした。

 11連敗中の苦しんだ姿はなかった。11月1日の熊本戦以来、17試合ぶりに80点台をマークして完勝だ。チーム最多16得点を挙げたPFクリス・エブ・ンドウ(32)を筆頭に5人が2ケタ得点。ベンチプレーヤーの得点も福岡の3点に対し、39点とバランスよくオフェンスを展開した。

 森高大ヘッドコーチ(36)は「ゲームを通してプランを遂行できた。ツーガードのラインアップが機能して板についてきた」と、手応えをつかむ。「ここまで苦しんで、ようやく波に乗っていけるかというタイミング。あしたもうひとつ勝ちたい」と、第2戦を見据える。28日は年内最終戦。4連勝締めで新たな年を迎える。

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