◆プレミアリーグ第18節 アーセナル2-1ブライトン(12月27日、英国・ロンドン・エミレーツ・スタジアム)

 2025年12月27日、英国ではプレミアリーグ第18節が前日に引き続き7試合行われ、日本代表MF三笘薫(28)所属のブライトンはアウェイでアーセナルと対戦。三笘はこの試合、体調不良で欠場した。

右サイドにグルダ、左サイドはゴメスが先発。本来なら右にミンテ、左に三笘が入るところだが、ブライトンは縦抜けができるウィンガー不在の布陣でアーセナルと対峙した。

 前半はこの試合の直前にマンチェスターCがアウェーでノッティンガム・フォレストに競り勝ち、暫定2位となったアーセナルが完全に支配。15本のシュートを放ち、そのうち5本を枠内に集めた。先制点も首位奪回に燃えたアーセナル。前半14分に主将ウーデゴールが左足でミドルを決めて1点をリード。さらに後半、左サイドから放たれたアーセナルのコーナーキックにニアサイドのリュテールが頭で触れてオウンゴール。今季こそ悲願の優勝を狙うアーセナルがさらに優勢となった。

 しかし後半の頭からミンテが投入されると、ブライトンが徐々にアーセナルと互角に戦い始めた。ミンテが右サイドでスピード感あふれるプレーを見せて押し上げると、同19分、ゴメスのゴールで1点差に詰め寄る。

 その後は、今季の失点数が現時点でリーグ最少『11』の堅守アーセナルが1点差を全力で守り抜き、2-1で辛勝。ブライトンにとっては今ひとつ決め手に欠け、三笘の不在が惜しまれる試合となった。

 アーセナルは勝ち点を『42』に伸ばし、マンチェスターCの『40』に2点差をつけて首位に返り咲き。一方のブライトンは勝ち点『24』のまま、この日4-1快勝を飾ったブレントフォードと0-0ドローで勝ち点『1』を積み重ねたエバートンに抜かれ、12位に順位を下げた。

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