第104回全国高校サッカー選手権が28日、東京・国立競技場で開幕した。

 毎年ユニークな行進が話題となる開会式。

今年も、前回大会覇者の前橋育英(群馬)が右手にミニボールを持ちながら先頭で入場。青森山田(青森)も前回に続き地元の名産であるりんごを片手に行進した。

 4人のプロ内定選手を擁する流通経大柏(千葉)は千葉県のマスコットキャラクター・チーバくんのぬいぐるみ、山梨学院(山梨)は「風林火山」と書かれた戦国軍配、金沢学院大付(石川)は「#がんばろう能登」と記された横断幕、新田(愛媛)はみかん、徳島市立(徳島)は阿波踊りを踊りながら、那覇西(沖縄)は太鼓をたたきながらと、多くの学校が地域色あふれる行進を披露し、会場を沸かせた。

 開会式の後には選手権初勝利を狙う早実(東京B)と4大会連続22度目の出場の徳島市立が開幕戦で対戦する。

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