大相撲初場所(来年1月11日初日、東京・両国国技館)で新入幕の朝白龍(高砂)が28日、東京・墨田区の部屋で行われた餅つきに参加した。

 部屋の餅つきは2019年以来6年ぶり、今年2月の部屋移転後初の開催。

入門後初めて参加した餅つきに「餅つきだという感じ。みんながおいしいお餅を食べてくれれば」と笑顔で話した。

 7月の名古屋場所で幕下優勝、秋場所では新十両優勝、九州場所でも10勝を挙げて、初場所の新入幕を勝ち取った。飛躍の1年となった2025年を振り返って「1月の初場所で負け越したが、そこから大勝ちが続いていて、本当に最高の1年だった。去年の今頃は本当に想像できなかった。なんなら今年の名古屋の前も想像できなかった。今までの人生で一番いい年だった」と語った。

 さらなる活躍を目指す2026年は「目の前のことに集中して、一個一個達成していければ。目標としては来年は幕内でずっと活躍したい。できれば番付も上げたい。(初場所は)勝ち越して、2ケタ勝ちたい」と意気込んだ。

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