大みそかの第76回NHK紅白歌合戦(後7時20分)のリハーサルが28日、東京・渋谷のNHKホールでスタートした。1988(昭和63)年以来、37年ぶり15度目の出場となる岩崎宏美は、「聖女(マドンナ)たちのララバイ」を披露する。

 岩崎は「まだ知り合いにあまり会えていない」と、髙橋真梨子や布施明との再会を熱望。37年前の年末はレコード大賞と紅白の会場を往復していたことを振り返り「今は当日にお稽古がないのでゆっくりできる。体力を温存して頑張りたい」と話した。

 デビュー50周年の今年は「忙しかったけど、本当に充実していた。こういう形で歌い納めができるのは幸せ。あまり歌が売れていなくても悲壮感なく50年間仕事ができた。仕事がなくて困ったのはコロナの時だけ。恵まれた50年だった」とうなずいた。

 美声の秘訣(ひけつ)については「声を出すことしか考えていない。11月に体調を崩して鼻声だったが、やっと治った。乗り切りたい」。今年の一字には「歌」を挙げ、「歌があったからここまで頑張れた。

最後まで歌で頑張りたい」と声を張った。

 

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