◆スピードスケート 全日本選手権兼ミラノ・コルティナ五輪代表選考会 最終日(28日、長野市エムウェーブ)

 男子1000メートルが行われ、500mで26年ミラノ・コルティナ五輪代表権を確実にしている新濱立也(高崎健康福祉大職)が、1分9秒23の5位。この種目での代表権を逃し「思うようなレースができなかったし、タイムも順位も振るわなかった」と声を落とした。

 同組で滑った倉坪克拓が、コーナーでバランスを崩し「怖いところがあったのは正直なところ。リズムがちょっと、崩れてしまった」と新濱。「自分としては、1000mで結果を出すと言うよりも、1000mで五輪の空気感を3日前に経験した上で、500Mの本番と想定していた」と明かした。五輪は本命500Mでの一発勝負。「1000があろうがなかろうが、しっかり集中して取り組まないといけない。しっかり2月14日にあわせて調整したい」とした。

 男子1000mは山田和哉(ウェルネット)が1分8秒53の大会新記録で優勝。野々村太陽(博慈会)が1分8秒62で2位、 森重航(オカモトグループ)が1分8秒77で3位だった。

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