日本スケート連盟は大会終了後に、来年2月6日に開幕するミラノ・コルティナ冬季五輪代表選手14人を発表した。女子は4度目の出場となった高木美帆(TOKIOインカラミ)が、1000m、大本命の1500m、団体追い抜きでメンバー入りし、500mはリザーブに入った。

前回22年北京五輪では、1000m、団体追い抜きで金メダル2個を含む4つのメダルを獲得し、五輪通算で夏冬合わせて3大会で日本女子最多の7個のメダル(金2、銀4、銅1)を量産してきた。大台10個のメダルも見えてきたエースは代表発表後、「代表ユニホームを身にまとい、引き締まる思い。とうとう、五輪が近づいてきたと実感している。日々1日を大切にしながら、自分の目指し続けてきたゴールにたどりつけるように、全速力でやっていきたい」と意気込みを語った。

▽代表選手と出場予定種目は以下の通り。

◆男子

▽500㍍ 森重航(オカモトグループ)、新濱立也(高崎健康福祉大職)、倉坪克拓(長野県競技力向上対策本部)

▽1000㍍ 森重、山田和哉(ウェルネット)、野々村太陽(博慈会)

▽1500㍍ 山田、野々村、蟻戸一永(ウェルネット)

▽5000㍍ 佐々木翔夢(明大)

▽マススタート 佐々木

▽団体追い抜き 山田、佐々木、蟻戸

◆女子

▽500㍍ 吉田雪乃(寿広)、山田梨央(直富商事)、稲川くるみ(光文堂インターナショナル)

▽1000㍍ 高木美帆(TOKIOインカラミ)、吉田、山田

▽1500㍍ 高木、佐藤綾乃(ANA)、堀川桃香(富士急)

▽3000㍍ 堀川

▽マススタート 堀川、野明花菜(立大)

▽団体追い抜き 高木、佐藤、野明、堀川

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