◆全国高校ラグビー ▽1回戦 秋田工 22―11 専大松戸(28日、大阪・花園ラグビー場)

 31大会ぶりに出場した専大松戸は、初戦で秋田工に敗れた。

 花園通算15回、歴代最多の優勝回数を誇る伝統校相手に、前半4分、ペナルティーゴールで先制に成功した。

その後は取って取られてのシーソーゲームを展開。前半は11―12で折り返した。

 後半も粘り強く食らいついたが、同14分と30分にトライを許して敗戦。31大会ぶりの白星とはならなかった。試合後、フランカー鈴木翔太主将(3年)は「自分たちは31年間花園に行けなかったから、行けなかった人たちの分まで頑張ろうと自分含めてやってきた。ここで終わるんじゃなくて、2回戦、3回戦まで勝ち進んで、専大松戸ラグビー部を全国にとどろかせたかった」と大粒の涙をこぼした。

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