ドジャース大谷翔平投手の特集が28日のNHKスペシャルで放送された。

 「メジャーリーガー大谷翔平2025 復活と死闘 連覇の舞台裏」と題され、大谷のほか、今季限りで引退した左腕カーショー氏、M・ロハス内野手、ワールドシリーズで対戦したブルージェイズのゲレロ内野手らもVTRで登場した。

 二刀流として復活した今シーズン。短いイニングを先発で重ねることでリハビリとする前代未聞の調整過程を経た。「実戦の中でリハビリを行った方が、僕としてもチームとしても大きなメリットがあった。投手の枚数も足りなかった。1回、2回でも投げていかないと回らなかった」と大谷。予定より1か月早い6月に復帰登板。初戦でいきなり100マイルをマーク。フリードマン編成本部長は「あれは感心しなかった。不安だった。『初登板だから慣れていこう』『はいもちろんです』と話していたんだ。なのにあの投球。彼はいつも勝ちたいんだね」と苦笑いで当時の心境を語っていた。

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