元NHKでフリーの有働由美子アナウンサーがキャスターを務めるテレビ朝日系ニュースエンターテインメント番組の年末特別版「有働Times(タイムズ)年末SP」(日曜・午後8時56分)が28日、放送された。

 この日の番組では、西武からポスティングによるMLB移籍を目指している今井達也投手に密着。

来年1月3日の交渉期限を前に27日、現地に向け出発した今井は移籍交渉の現状について「メディアがどれだけ何を言おうと、それがウソか本当かも分からないんで気にしてませんね。吉田正尚さんも日本でプレーしてる時にレッドソックスは見に来ていなかったらしいんですよ。急にポンッて1日で決まったらしいんですよ。村上(宗隆)選手のホワイトソックス入団も誰一人も予想してないじゃないですか。結局、ああいうこともあるんでメディアは気にしてないですね。自分で実際に見て、肌で感じたことが自分の中の真実になる。僕はそれしか当てにしてないんで」と苦笑しながら話した。

 代理人のスコット・ボラス氏に「多くても3、4球団に絞ってからアメリカに来てもらう」と言われたことを明かすと「それくらいに絞られている状況なのかなと自分の中では思っています」と今井。「最終的にどの球団が手を上げているのか、僕が今、アメリカに行く直前で、また手を挙げる球団が増えるかもしれないし、減るかも知れないし本当に不規則な感じなんで、本当にあっちについて、どの球団が手を挙げているのかという状況ですかね。東(海岸)の球団も手を挙げているところがありますし」と話した。

 そして27日、羽田発の便で今井が向かった先はロサンゼルス。「今日の夕方、ボラスさんとミーティングだったり、会食しながら契約について話をしようと思ってます」と話すと「やっと実感が湧いてきたというのもあるので、ちょっと楽しみです」と笑顔で続けた。

 そして約3時間に及んだミーティング後、今井は「すごくいい時間になったと思いますし…。意外とあまり候補というのは具体的に挙がっていないらしくて。というのは興味を持っている球団と正式にオファーというのは、やっぱり別の問題、別の話らしいんで」と話すと「もちろん僕以外の選手を獲得に行く球団もあるでしょうし、僕以外の選手の市場で変わってくるというのはあると思うんで…。そんな中でもベストの選択というか、家族もいますし、いい選択ができるようにしようかなとは思っています」と交渉期限まで残り6日の状況の中、続けていた。

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