MBSテレビが28日深夜0時27分から放送した「オールザッツ漫才2025」のメインコーナー「スタア誕生!オールザッツ1分間ネタバトル」で、M―1グランプリ2025優勝のたくろうが優勝した。

 35組の豪華メンバーが争いを繰り広げた。

カベポスターの浜田順平、ドーナツ・ピーナツのピーナツが体調不良により欠席。カベポスター・永見大吾がピンネタを披露し、ピーナツの体調不良を受けて出演を取りやめていたドーナツも急きょオールザッツに参戦。ピンネタが1本もない状態からネタバトルに挑み決勝戦に進出した。

 大盛り上がりとなった今回は放送時間を20分延長し、決勝戦はドーナツ・ピーナツのドーナツ、ダブルヒガシ、たくろうの顔合わせとなり、たくろうが三つどもえの決勝戦を制した。きむらバンドは「本当にめちゃくちゃうれしいです。オールザッツは苦手意識もあったので、勢いのままに取れたのは非常にうれしいですね。我々チャンピオンとしてドーナツ・ピーナツのドーナツが初めてやったパントマイムに負けるわけにはいかないですから」と笑顔。赤木裕も「ただただむちゃくちゃ面白かった。完全に手札がゼロになった人間の何一つない状況でのパントマイムが面白すぎて、完全に負けたなと思いました。でもやっぱり関西のお客さんは冷静なジャッジをしてくださいました」と感謝した。

 お笑いの町・大阪を改めて実感したたくろう。M―1グランプリに続き、オールザッツも優勝し、来年に弾みをつけた。

来年の目標に木村バンドは「慢心せずに、あのパントマイムを心に刻んでゼロから頑張ろうと思います」とコメント。赤木は「来年の今頃にはパントマイムを極めます」と笑いを誘った。

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