大みそかの第76回NHK紅白歌合戦(後7時20分)のリハーサル2日目が29日、東京・渋谷のNHKホールでスタートした。

 30回目の出場となる演歌歌手の天童よしみは「あんたの花道~ミャクミャクダンスSP~」を披露。

紅白で「あんたの花道」を歌唱するのは2002、16、20、21、24年に続き6度目で、今回は大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」とコラボしたダンスにも注目だ。

 本番を目前に控え「毎年頑張る気持ちでいるけど、今年は特別な思い。自分でも近づいてきた緊張がすごいけど、これがあるから頑張れるんだ」と気持ちを引き締めた。

 万博開催期間中から度々コラボしているミャクミャクの存在を「本当に踊るんですよ。気持ちいいくらいキレキレのダンスをしてくれるし、サウンドに合わせてすばらしいダンスを繰り広げる。元気になる」。共にダンスする「FRUITS ZIPPER」、「CANDY TUNE」についても「とにかくかわいくて」と頬を緩ませた。

 11月に「昭和100年記念・100曲コンサート~昭和から令和へ、時代を越えて歌い継ぐ心~」で6時間続けて100曲を歌唱。「100曲目を歌ったときにますます上の声がでたと自信がついた」と振り返り、今年一年を振り返る漢字には「百」。「昭和”百”年、”百”曲歌って6時間ステージにいた経験、”百”歳まで歌う。これは私、絶対果たします」とガッツポーズ。来年に向けては「リクエストで(ファンの)ふるさとに行く」と企画を明かした。

 この日、紅白からの勇退を決めた郷ひろみにも言及。「そんなにビシっと決めなくていいのに。もったいない」とポツり。「同世代だからさみしいなと感じるけど、倒れるほどの大ショックというのは…自分自身のけじめなんでしょうね」と思いをくんだ。

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