大みそかの第76回NHK紅白歌合戦(後7時20分)のリハーサル2日目が29日、東京・渋谷のNHKホールで行われた。

 6年ぶりに出場するAKB48は「AKB48 20周年スーパーヒットメドレー」と題し、代表曲「フライングゲット」「ヘビーローテーション」「恋するフォーチュンクッキー」「会いたかった」を披露する。

前田敦子大島優子ら歴代の豪華OGも集結。今年迎えた結成20周年の節目を盛大に飾る。

 リハーサルを終え、総監督の倉野尾成美は「20周年つないできた思いだったりこれからのAKB48を見せられるようになりたい。全力で盛り上げられるように頑張りたいです」と意気込んだ。

 高橋みなみは久々のアイドル活動に「明らかな体力の低下…」と苦笑い。「ライブ後の回復も遅かったですし、立ち位置を覚えるのも大変だった」としつつ、アイドルステージから見る光景については「素晴らしい景色だなと思いました」とうなずいた。大島優子は「アイドルじゃないと出ない自分の内側みたいなものがある。俳優業とは違うエネルギーを放出している感じがある」と告白。現役メンバーとステージに立つことでパワーをもらっているといい「おうち帰ると元気になっちゃって、20周年コンサートの前に腰痛めたんですけどコンサート出た後にすごい元気になっちゃった」と明かしていた。

 現役時代の紅白について前田敦子は「現役のときはいっぱいいっぱいで考えられなかった」と回想。「かみ締めて今年は臨めるかなと思っています」と期待をにじませた。

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