◆第104回全国高校サッカー選手権 1回戦 鹿島学園(茨城)7―0新田(愛媛)(29日、駒沢陸上競技場)

 鹿島学園が新田を7―0で下し、初戦突破を決めた。

 前半32分にDF中川光星がセットプレーの流れからこぼれ球を押し込んで均衡を破ると、同40分にはMF三浦春人が追加点。

さらに後半3分には再びDF中川が決めて突き放すと、同13分には右からのクロスをFW内海心太郎が合わせて4点目。同16分にはFW渡辺隼翔、同20分にはMF酒井束颯が6点目をたたき込む。さらに24分には酒井が鮮やかな左足シュートをゴール左に決めて7―0とした。

 サッカー界では、今季J1で鹿島が9年ぶりに優勝を果たし、J2では水戸が優勝&昇格を達成。さらに全日本大学サッカー選手権大会では筑波大が優勝するなど“茨城旋風”が巻き起こっている中、高校サッカーも続けとばかりに鹿島学園が大勝発進。同校過去最高の2008年の4強を超え、県勢では1980年度の古河一以来の頂点を狙う。

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