◆第104回全国高校サッカー選手権▽1回戦 浜松開誠館(静岡)2―0九州文化学園(長崎)(29日・U等々力)

 浜松開誠館が初出場の九州文化学園を2―0で倒し、3度目の出場で「選手権初勝利」を挙げた。

 左サイドハーフの宗像玲瑠(2年)が2得点と活躍したが、それを呼び込んだのがトップ下の間渕壱咲(いっさ、3年)だ。

前半14分、同27分とも中央からスルーパスを放って2アシスト。「玲瑠のスピードという特長を生かしたかった。狙い通りです」とうなずいた。

 守備でも奮闘。FW松下蓮やMF岡田瑛太(ともに3年)と連動し、前線から激しくプレスをかけて、ショートカウンターのチャンスを何度も作った。31日は興国(大阪)と対戦。「次はゴールも狙いたい」を気を引き締め直した。

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