オリックスの福田周平外野手が、自身のインスタグラムで現役を引退すると発表した。入団から背負った背番号「4」「1」「65」の3枚のユニホームを並べた写真をアップ。

「このユニフォームを着て、バファローズの一員として戦えた日々は、僕にとって一生の誇りです」とつづった。

 NTT東日本から17年のドラフト3位で入団。主に1番打者として21、22年のリーグ連覇に貢献した。今季は背番号1を返上。65番での復活はならず、23試合の出場にとどまった。10月に来季の契約を結ばないことを通告され、NPBでの現役続行を強く希望。他球団から正式オファーは届かず、8年間のプロ野球生活に区切りをつけた。

 「どんな時も背中を押してくれたファンの皆さん本当にありがとうございました。第二の人生、また一から頑張ります!!!」。今後は野球界を一度離れ、新たなチャレンジをする予定だ。

 ◆福田 周平(ふくだ・しゅうへい)1992年8月8日、大阪府生まれ。33歳。

広陵から明大、NTT東日本を経て、17年のドラフト3位でオリックス入団。主将を務めた19年に自己最多の30盗塁。内野から外野転向2年目となった22年にゴールデン・グラブ賞を獲得。通算成績は677試合で打率2割5分4厘、5本塁打、143打点、90盗塁。167センチ、65キロ。右投左打。既婚。

編集部おすすめ