巨人は今季70勝69敗4分けでリーグ3位に終わった。
投打で苦しんだが、投手では守護神ライデル・マルティネス投手、野手ではトレイ・キャベッジ外野手が奮闘。
前所属先の中日や他球団との争奪戦で、キューバ政府も交えた極めて困難な交渉の中、推定年俸12億円の4年総額50億円超という破格の超大型契約で獲得に成功したマルティネス。期待に応えるフル回転で開幕から31試合連続無失点のセ・リーグタイ記録を達成した。58登板3勝2敗46セーブ、防御率1・11で最多セーブのタイトルを獲得。8回大勢、9回マルティネスの勝利の方程式は鉄壁だった。
前パイレーツの左の強打者キャベッジは推定年俸2億円で獲得。123試合で打率2割6分7厘、17本塁打、51打点で、本塁打と打点はチームトップだった。9月は月間打率3割3分7厘。日本投手のレベルが上がり、来日1年目から好成績を残せる外国人が少なくなってきている中で適応した。走攻守にアグレッシブなプレースタイルで、残留が決まっている来季はさらなる向上が期待される。
今オフは複数年契約中のアルベルト・バルドナード投手は残留。カイル・ケラー投手、フォスター・グリフィン投手、エリエ・ヘルナンデス外野手、マレク・フルプ外野手が退団した。
新外国人として前レイズの身長201センチの長身右腕で最速160キロのフォレスト・ウィットリー投手を推定年俸2億円、前レッドソックスマイナーで最速160キロのブライアン・マタ投手を推定年俸1億円で獲得。ともに先発として起用される見込みだ。
野手ではレッドソックス時代の21年にシーズン25本塁打するなど、メジャー通算47本塁打の右の長距離砲で前ロイヤルズマイナーのボビー・ダルベック内野手を推定年俸1億5000万円で獲得。メジャー挑戦する岡本と同じ一、三塁が本職で、キャベッジとともに打線の中軸候補に挙がる。
来季の2年ぶりリーグ優勝、14年ぶり日本一へ、若手の新戦力台頭が期待されるが、投手、野手ともに外国人の奮闘は不可欠。助っ人の働きが巻き返しへの鍵を握っている。










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