バドミントン 全日本総合選手権 最終日(30日、京王アリーナ東京)

 女子シングルスが行われ、宮崎友花(ACT SAIKYO)は、山口茜(再春館製薬所)に14―21、23―21、13―21の1―2で敗れて、連覇を逃した。「すごく悔しいが、昨年は奥原(希望)さん、山口さんが棄権をした中で優勝した。

今年は去年挑戦したかった2人に挑戦できた。しっかり今日も勝負することはできた」と敗戦にも前を向いた。

 1ゲーム目を取られて、2ゲーム目も一時は16―11と劣勢に。「1、2ゲーム目は相手にペースを握られていたので、簡単に終わらせたくない思いで戦った」と粘り強く戦って逆転でゲームを取った。

 しかし、3ゲーム目では今季世界選手権女王の山口の逆襲を受けた。宮崎は「勝負どころで経験の少なさが出た。相手が自分の球になれている分狙われてしまったのは、まだまだ足りないと思った」と悔やんだ。

 今季を「自分のなかで思うようにいかない結果が多く、苦しい1年だった」と総括し、「この1年を生かして、来年いい年といえるように」と前を向いた。

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