NHK Eテレの教育番組「おかあさんといっしょ」で1999年から4年間にわたって9代目「うたのおにいさん」を務めた歌手の杉田あきひろが30日、退院を報告した。

 インスタグラムで「ご報告です。

杉田あきひろは鬱(うっ)血性心不全と発症した心筋梗塞(こうそく)の治療の為に神戸市内の病院に入院していましたが、昨日12月29日に無事退院する運びとなりました」と伝えた。

 「退院したものの完治した訳ではなく、当分は通院しながらゆっくりと闘っていきたいと思います」とつづり、「沢山(たくさん)のみなさんの励ましが支えとなりました。みなさん、ありがとうございました!今年はもう終わりですが、来年は僕も元気な姿に戻ってみなさんに歌をお届け続けたいと思ってます。みなさん、よいお年を! 2025年12月30日 杉田あきひろ」とした。

 杉田は18日の投稿で「12月15日深夜未明に病院に救急搬送されて緊急入院となっています。病名はうっ血性心不全、それに伴う心筋梗塞の疑いがあるとの事で心臓カテーテル検査の為の入院です」と報告。22日に「先日心臓にカテーテルを入れて検査したところ、やはり心筋梗塞を既に発症していた事がわかりまして ただそれが最近の事なのでまだ修正が効くとのとの事で、明日23日に心臓カテーテル手術を受ける事になりました」(原文ママ)と明かし、23日に手術の成功を報告した。

 杉田はNHK Eテレの教育番組「おかあさんといっしょ」で1999年から4年間にわたって9代目「うたのおにいさん」を務めて人気を集めた。22年8月にステージ3の喉頭がんを公表している。過去に薬物所持で有罪となった反省を生かし、依存症の啓発イベントなどにも出演している。

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