巨人・田中瑛斗投手(26)が30日、「宮古島フォーク」の習得に意欲を見せた。1月は日本ハム時代の先輩であるソフトバンク・上沢と合同トレを予定。
落ち球が武器の柳川(日本ハム)らも参加予定で「フォークがうまい投手に聞きながら練習したい」と右腕。移籍1年目の今季は阿部監督の助言と中継ぎへの配置転換をきっかけにシュートの割合を増やして大飛躍。得意球スライダーとのコンビネーションで自己最多62登板につなげた。「打者がシュートを意識してくれたら他の変化球も効くと思う」と“第3の武器”を手に入れる狙いがある。
小さく動く変化球ではなくストライクからボールへ変化する球で被弾の確率などを下げていく。これまでも弟子入りしてきた上沢は今年先発の柱として12勝&日本一。「(参加)メンバーと情報共有しながら、ゾーン内に投げなくてもカウントを稼げる球を見つけたい。大きく落ちて、速いフォークが一番」とイメージを膨らませた。温暖な沖縄・宮古島での1か月。あらゆる可能性を探って2年連続のフル回転につなげる。










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