Hey!Say!JUMPが30日、東京ドームで4大ドームツアー「S say」(4都市10公演=46万人動員)東京公演2日目を開催した。最新アルバム収録曲「GHOST」や、初披露となった新曲「ハニカミ」など全33曲で、5万5000人をときめかせた。
幻想的な光に包まれ、計100トンの水を使った7つの噴水からメンバーが登場。大歓声を浴びた7人は「年内ラスト、騒げるか!」とぶち上げた。髙木雄也(35)は「最高のデートにしましょう」と甘く呼びかけた。
制作総指揮の有岡大貴(34)が演出を担当。古代図書館がモチーフのステージは約1000冊の本を収納し、高さ15メートルのらせん階段をあしらうなど細部までこだわり、グループ初のオーケストラ演奏も導入。有岡は「ドリーミーでファンタジーな世界観を楽しんで」と、32人編成の生演奏で「Give Me Love」など7曲を披露した。
8月に中島裕翔(32)が電撃卒業し、7人体制となり初のツアー。JUMPらしい多幸感あふれるエンタメを詰め込み、ファンに不変の愛を届けた。八乙女光(35)は「年齢を重ねるごとにステージに立つ意味も変わってきました。こうして皆さんの前に立つと初心に返ります」と感謝した。
7色のペンライトで染まる会場を前に、山田涼介(32)は「一人ひとりの笑顔を見ると本当にこの仕事を続けてよかった、Hey!Say!JUMPでよかったと思えます。その笑顔を守れるように、7人で手を取り合って頑張っていきます」と誓った。
大みそかは同所でカウントダウンコンサートに出演し、元日には東京公演の最終日を迎える。薮宏太(35)は「(2007年11月のデビューから)19年目に突入しましたが、まだまだ挑戦できることや新しい発見があることを再認識したライブ。今、Hey!Say!JUMPは周年に向けて団結しています」と宣言。7人の誇りと絆を胸に20周年の節目へ向かう。(奥津 友希乃)
◆メンバーコメント(順不同)
▼山田涼介「これからも皆様のお力をお借りしながら楽しいエンターテインメントを届けていきます」
▼知念侑李「制作総指揮・有岡大貴の厳しくも細かい丁寧な演出のもと、今回ドームツアーを実施しております。有岡大貴万歳!」
▼有岡大貴「みんな楽しい?見せ場の一つでもあるオーケストラの皆様とのパフォーマンスを最高の瞬間にできたら」
▼髙木雄也「来年も自分たちらしくエンターテインメントを楽しむので、皆さんも一緒に楽しみましょう」
▼伊野尾慧「有岡が先頭に立って大きな旗を振り、僕ら7人をまとめてくれました。感謝の気持ちでいっぱいです」
▼八乙女光「より一層美しさと高揚感あるライブにできたら。楽しみつつ、音楽を感じる時間にしてもらえたらうれしいです」
▼薮宏太「これからもファンの皆さんに驚きや喜びを常に届けられるようにメンバーのアイデアを持ち寄っていきたいと思います」

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