◆第104回全国高校サッカー選手権 2回戦 前橋育英(群馬)1―2神戸弘陵(兵庫)(31日、浦和駒場スタジアム)
神戸弘陵のFW池壱樹(いつき、3年)が2ゴールの活躍で、前回大会優勝の前橋育英から勝利を奪う立役者となった。
前半15分、右FKのこぼれ球に反応し、相手DFが目の前に立っていたが、右足シュートを放ち、相手に当たってコースが変わり先制点となった。
さらに同40分には左サイドでボールを持ち、カットインからミドルシュートをゴール左へ決めて2点目。後半に1点を返されたが、2点のリードを守り抜き、2大会前と同じ2回戦で前橋育英を撃破した。
池の父はパリ・パラリンピック車いすラグビー金メダリストの池透暢(ゆきのぶ)で、父からは「勝つためには3点いる。おまえが3点決めろ」と背中を押されて立ったピッチで勝利に貢献し、エースは「(3点には)届かなかったけど自分が2点を決めてチームを勝利に導くことが出来てよかった」とうなずいた。
父からの「練習の時は自分が一番下手だと思って練習して、試合の時は自分が一番うまいと思ってピッチに立て」との金言を胸に秘める池は「父も挫折からはい上がってきたタイプだと思う。コツコツやることを小さい時から身近で見てきて、自分も中学時代からコツコツ練習してきて高校でも努力をして結果が出た。諦めないことを教えてもらっている」と言う。
パリ・パラリンピックを映像で見て「本当に努力して(夢が)かなっているので自分もそういう風になりたい」と気合十分の池。同校最高成績の93年度の8強超え、そして、全国優勝へ。チームのエースが父に続く頂点を目指す。

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