◆第104回全国高校サッカー選手権 2回戦 水口(滋賀)3―1広島皆実(広島)(31日・ニッパツ三ツ沢球技場)

 29大会ぶり16度目出場の水口が、3大会ぶり18度目出場で08年度大会優勝の広島皆実を3―1で下し、1月2日に行われる3回戦進出(対神村学園=鹿児島、U等々力)を決めた。

 試合は水口が序盤に2点を先行。

前半7分にDF山本蓮(2年)が決め、同12分にはMF岡浩平(3年)が決めた。広島皆実は同28分にFW久保田聖渚(せいな、2年)がPKを決めて1点を返した。

 後半14分、水口はスルーパスに抜け出したFW重田遙輝(3年)が左足で追加点を決めた。

 後方からパスをつないで前進し、相手エリアではドリブルなど個性を発揮する水口のスタイル。最高位は79年度大会の8強。卯田(うだ)雄基監督が「水口らしさを出して思い切って戦いたい」と話していた通り、選手たちがピッチで体現した。

 ◆1回戦(29日)の両校の結果

 ▽水口1―0上田西(長野)

 点【水】中井

 ▽広島皆実2―1専大北上(岩手)

 点【広】野村、宇野【専】平山

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