女優・沢口靖子が主演を務めるテレビ朝日系人気ドラマシリーズ「科捜研の女」が23日放送の「科捜研の女 FINAL」(後8時)で終了することが1日、分かった。1999年の放送開始から現行の連続ドラマ最多シリーズ記録を更新してきたが、300回の節目で完結することが決定した。

 京都府警科学捜査研究所(通称・科捜研)の法医研究員・榊マリコ(沢口)を中心とした研究員たちが法医、物理、化学、文書鑑定などの専門技術を武器に事件の真相解明に挑む姿を描き、“最新の科学捜査テクニック”と“人間ドラマ”が絡みあうミステリーとしてファンを魅了してきた。最終回となるFINALの舞台は、AI、IoT機器などの技術を導入した京都市内のスマート・モビリティ実証実験特区。ロボット企業の開発部員が死亡し、事件に関与した犯人をさがすため現場の微物やシステム障害を科学的に解析していく。

 沢口は第1シリーズから四半世紀以上にわたって演じ切ったマリコを「26年ともに歩んできた存在です」とし、「ドラマが始まった当初は科学一辺倒の人物でしたが、事件を通じたさまざまな出会いの中で、人を優しく見つめる”大人の科学者”へと成長していきました。そして毎シーズン、ハードルが上がっていく課題を、共に乗り越えてきたパートナーでもあります」と振り返った。

 沢口のほか、内藤剛志(土門薫)、小池徹平(君嶋直樹)、若村麻由美(風丘早月)、風間トオル(宇佐見裕也)、斉藤暁(日野和正)、加藤諒(加瀬淳平)、山本ひかる(涌田亜美)、石井一彰(蒲原勇樹)、西田健(佐伯志信)、金田明夫(藤倉甚一)らレギュラーキャストが出演することも決定。沢口は「共有ルーム(科捜研ラボ)ではそれぞれの科学のエキスパートが集まり、事件解決に向かう時の一体感や達成感を強く感じていました。みんな、ファミリーのような気心の知れた仲間です」と笑顔。「金田明夫さんはいつも私を『やっちゃん』と親しみを込めて呼んで下さいますが、以前ドラマの中で鑑識時代に『科捜研は道具だ』とおっしゃった言葉が今も忘れられません(笑)」と印象に残ったセリフも明かした。

 またファンに向け「『科捜研の女』を長きにわたり応援していただき、誠にありがとうございます」と感謝。「今作は、マリコが“真実を追い求めた先で、大きな選択を迫られる”物語です。そんなとき、土門さんは、メンバーは、刑事部長は、風丘先生は……科捜研はこの先どうなるのか!?どうぞ温かい気持ちで最後まで見守っていただければ幸いです」と呼びかけた。

 テレビ朝日は「科捜研の女」シリーズ完結に伴い、「『科捜研の女』5大メモリアルプロジェクト」を実施することも発表。第1弾として、14日に都内でファンミーティングを行うという。

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