◆女子サッカー 皇后杯決勝 INAC神戸1―2広島(1日・MUFGスタジアム)

 WEリーグ同士の一戦は、広島がINAC神戸を2―1で下し、初優勝を飾った。1―1で迎えた後半アディショナルタイム1分、広島はなでしこジャパンFW中嶋淑乃が右足で劇的決勝ゴールを奪った。

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 25年6月からチームを率いる広島・赤井秀一監督は「数多くのサポーターが駆けつけ、選手の後押しをしてくれたことに感謝したい。今日の優勝は間違いなくサポーターのおかげ。選手も苦しいゲームだったが、最後まで粘り強く戦って、自分たちの良さを表現しようというところで、90分間しっかり戦えたことは良かった。最後勝ちきれるゲームができたことは非常に評価できる」と振り返った。

 勝因に関しては「日頃から積み上げた部分を出せた」と連動性ある攻撃で好機を多くつくった選手たちをたたえた。左サイドから何度も突破を仕掛け、終了間際に決勝点を奪った中嶋について指揮官は「あれが彼女の強み。相手がいやがっている部分が当然あった中で、積極的に取られてもいいから仕掛けるという部分は、日々伝えて、チャレンジしてほしいと。今日のゲームでもどんどん行った。シュートに関しては決めきれない部分がある中で、トレーニングの中で少しずつ成長した。こういう大きな舞台で最後決めきれるというのは自信につながったと思う。より上を目指して成長していってほしい選手の一人。今日に関しては非常に良かった」と絶賛した。

 劇的ゴールで試合を決めた中嶋は新年を気分良くスタートし「チームを助けられる選手になりたい。対策されるとは思うが、分かっていても止められない選手になりたい」と抱負を述べ、「元日で、国立で、皇后杯はまだ取ったことないタイトルだったので、特別なゴールになった」と喜びをかみしめた。

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