◆第104回全国高校サッカー選手権▽2回戦 大津(熊本)2―1富山第一(富山)(2日・フクアリ)

 大津が富山第一に2―1で勝利し、準々決勝進出を決めた。1―1の後半アディショナルタイムにFW山下虎太郎がPKで決勝点を挙げた。

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 初戦となった2回戦で佐賀東を3―0で下し、勢いに乗ってフクアリに乗り込んだ富山第一だったが、強豪・大津の迫力に苦しむ時間帯が続いた。0―0で前半を折り返したが、後半も押し込まれる場面が続いた。

 しかし、伝統校には底力があった。後半11分、こぼれ球にFW山田聖人(せな)が反応し、左足を一閃。鮮やかにネットを揺らし、先制点を奪った。

 大津も黙ってはいなかった。直近2大会連続で敗れていた3回戦とあって、選手たちのモチベーションは相当なものがあった。後半31分、右からのクロスに飛び込んだのは、横浜FM加入内定のDF村上慶。高い打点でヘディングシュートを突き刺し、試合を振り出しに戻した。

 両GKのビッグセーブ連発もあり、試合はPK戦に進むかと思われたが、アディショナルタイムに大津がPKを獲得。これを山下が沈め、勝利を決めた。

 富山第一イレブンは試合終了の笛と同時にピッチに倒れ込んだが、大津の選手が駆け寄り、声をかける場面も。

会場からは激闘を繰り広げた両チームに大きな拍手が沸き起こった。

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