◆第104回全国高校サッカー選手権 ▽3回戦 日大藤沢(神奈川)2―1聖和学園(宮城)(2日・U等々力)

 日大藤沢(神奈川)は聖和学園(宮城)に2―1で勝利し、11大会ぶりの準々決勝進出を決めた。前半30分にMF野口慶人(3年)がミドルシュートを決めて先制したが、同40分に同点に追いつかれた。

しかし、後半19分にゴール前の混戦からMF杉崎万泰(3年)が決勝弾を押し込み、白星をつかんだ。

 指揮官の采配が光った。佐藤輝勝監督は初戦の岡山学芸館戦(2〇0)でベンチだった野口を先発で起用。すると、その野口が華麗なミドル弾を決めて先制。「期待に応えてくれた。素晴らしかった」とねぎらった。

 1―1の後半14分には、MF北野太聖(2年)と元日本代表MF中村憲剛氏を父に持つMF中村龍剛(2年)の2年生コンビを投入。攻撃を活性化させると、5分後には杉崎の決勝弾が生まれた。佐藤監督は「あそこ(後半14分の交代)で縦のリズムが少し変わった」と振り返り、「何とか勝ち切れた」と胸をなで下ろした。

 4強入りをかけた次戦で、夏の総体王者の神村学園(鹿児島)と対戦する。指揮官は「皆さん、神村が勝つと思っているんじゃないですか?」と報道陣におどけつつ、「良い意味で裏切れるように。自分たちはチャレンジャーなので、チームで一つになって、真っ向勝負できれば」と言葉に力を込めた。

22年度の3回戦で神村学園と対決した際は、PK戦の末に敗北。3大会前の無念を晴らしにいく。

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