昨年の大みそかに放送された「第76回NHK紅白歌合戦」の関東地区の平均世帯視聴率が、第1部(後7時20分~同8時55分)で30・8%、第2部(後9時~同11時45分)で35・2%だったことが2日、ビデオリサーチの調べで分かった。 テレビ離れの声がある中、2年連続の視聴率アップは価値がある。

NHKは特に紅白においては世帯視聴率を重視。幹部は口癖のように「お茶の間に届けたい」と意気込んでいた。

 今回はメドレーが過去最多の8組。歌手がPRしたい最新曲は知らなくても、何曲か歌えば中には知っている曲がある。最近の傾向ではあるが、ベテラン歌手がマイクを持つ後ろで若いグループが踊る。家族が飽きない工夫が凝らされた。

 前半の目玉の一つで、SNSで賛否両論あるけん玉も、成功後には記者室でも一番の歓声。一番手の有吉弘行が成功させ、少しかがんで喜んでいたのを見て、こちらもうれしくなった。

 数字アップの理由を、ここ数年の懸案だった旧ジャニーズ勢や松田聖子の出場が実現したからと考えるのは簡単。だが実際は出演者、スタッフの思いとパフォーマンスの結集だとみている。(芸能デスク・浦本 将樹)

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