歌舞伎俳優の松本幸四郎が2日、東京・歌舞伎座で初日を迎えた「壽 初春大歌舞伎」(25日千秋楽)夜の部「女殺油地獄(おんなごろしあぶらのじごく)」に出演した。

 衝撃的な殺しの場さえも美しく描く、近松門左衛門の作品。

借金を拒絶され、油まみれになりながら凶行に及ぶシーンが見どころとなる。2018年以来、8年ぶりに河内屋与兵衛を演じた幸四郎は「とても大好きで思い入れのある作品です。また新たな発見をして、挑めれば」と意気込んでいる。

 与兵衛のキャラクターについて「本能のために生きる男。何をやるにも100%。遊ぶ時も、嘘をつく時も本気」と説明。「上方のお芝居であり、未知の世界の憧れの象徴。今後、何度も再演できるようにしないといけない」と愛着を語った。

 与兵衛役は中村隼人とのダブルキャストで演じる。

編集部おすすめ