スノーボード男子のビッグエア(BA)、スロープスタイル(SS)の長谷川帝勝(たいが、TOKIOインカラミ)が3日、欧米遠征へ成田空港から出発した。二十歳の誓いとして「覚悟」との二文字を選んだ。

2月6日開幕のミラノ・コルティナ五輪の初代表入りへ「4年に一度のビッグイベント。応援してくれる人の思いに応えたい。覚悟を持っていきたい」と夢舞台への思いを口にした。

 昨年11月の今季W杯開幕戦はBAで8位。ただ、初めての台で高難度の6回転技に挑み「(高さは)足りていた。いい準備になった」と手応えを得た。その後の2戦は体調不良で欠場し、日本に帰国した。五輪代表選考期間の離脱となったが、「自分と向き合う時間も取れて、良かったです。逆にいい方向に肩の力が抜けたと思います」とリフレッシュし、気持ちを切り替えられた。

 年末に高鷲スノーパーク(岐阜)に滑りに行き、雪上での感触を確かめた。中学時代の同級生とも顔を合わせ「みんなとも会えたし、早めの式(二十歳の集い)だったかな」と勝負の年へ力をもらった。「年末年始も特に…いつも通り(正月に)おせちを食べたぐらいで、家とトレーニング施設を行き来しているだけでしたね」とストイックに過ごしたという。

 五輪イヤー初戦は11日(日本時間)にSSのW杯(米コロラド州アスペン)の本戦となる。五輪代表選考を兼ねており、荻原大翔(TOKIOインカラミ)、木村葵来(ムラサキスポーツ)に次ぐ代表の座を狙う。地元の愛知・岩倉市の「二十歳のつどい」とも同日の一戦。「スロープはとにかく自分の滑りをすることが大事。どういう状況でも対応できるという練習を夏からずっと積んできたので、自信を持っていきたいし、しっかり勝っていけたらいいのかなと思います。一戦、一戦大事にしていきたい」と勝負の年に臨む。

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