2026年園田競馬の幕開けを告げる恒例のハンデ重賞、第68回新春賞が1月3日、園田競馬場のダート1870メートルで12頭で争われ、3番人気のラッキードリーム(笹田知宏騎手)が逃げ切って13度目の重賞制覇を果たした。ナムラタタ(吉村智洋騎手)の追い込みを振り切り、明け8歳馬が24年12月の金盃トライアル以来の21勝目を挙げた。

 23、24年の兵庫最優秀中距離馬に輝いたラッキードリームが約1年ぶりの勝利を挙げ、完全復活だ。1周目の3コーナーで主導権を握ると、最後の直線ではナムラタタの猛追をしのいで1馬身1/4差をつけて勝利のゴールへ飛び込んだ。

 「無理やりハナを切る形にはなったけど、道中は自分で息を入れながら走っていた。前走なら最後止まっていたけど、調子がいいので勝つことができた」と3度目のコンビで勝利に導いた笹田。「担当厩務員は、かつてメイショウオオゼキ(18年から20年まで在籍)を担当していたけど、どうしても重賞に手が届かなかった。彼と一緒に勝てたことが一番うれしい」と顔をほころばせた。

 25年に南関東に移籍したが、思うような結果を出せず昨春、兵庫へ再転入。喉のポリープを除去するなど、陣営が必死になって復活を目指した成果が明け8歳になって出た。「次走は白鷺賞(3月12日、姫路・ダート2000メートル)へ」という新子調教師の表情にも喜びがあふれていた。(蔵田 成樹)

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