全国高校ラグビー 第5日 (3日・花園ラグビー場)大阪桐蔭14ー7国学院栃木

 準々決勝が行われ、4強が出そろった。大会史上6校目の3連覇を狙う桐蔭学園(神奈川第1)は前回決勝再戦で、ノーシードから勝ち上がった東海大大阪仰星(大阪第1)を32―22と返り討ち。

大阪桐蔭(大阪第3)は国学院栃木を14―7で振り切った。5日の準決勝は3大会連続の「桐蔭対決」となった。

 終盤の嫌な流れを断ち切った。同点の後半26分、FB須田琥珀が右隅に決勝トライ。大阪桐蔭を2大会ぶり5度目の4強に導いた。背番号15は「花園では走らないと勝てない。前半から息が切れる場面もあったけど、執念で足が動いた」。走り込みのメニューを増やして臨んだ大舞台で出た成果に胸を張った。

 前半13分にモールから先制トライ。その後は相手の展開ラグビーに自陣で振り回される時間帯が多かったが、粘り強いディフェンスで一度もリードを許さなかった。綾部正史監督(50)は「厳しい試合展開は想定していた。国学院栃木さんのブレイクダウンの寄りが速かったので(負けじと)アタックもディフェンスも意識高く戦えた」と納得の表情で振り返った。

 大阪勢で唯一の勝ち残り。決勝進出を懸けた戦いは2大会前に準決勝(0●25)、前回は準々決勝(14●26)で負けた桐蔭学園と激突する。「花園でやり返すのを一つのテーマとしてやってきた」と須田。3度目の正直を果たし、7大会ぶり2度目の頂点に王手をかける。(吉村 達)

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