女優の白石聖(27)が4日スタートしたNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」(日曜・後8時)で大河初出演を果たした。このほどスポーツ報知などの取材に応じ、憧れていた作品への意気込みを語った。

 女優デビューから10年で夢をかなえた。「祖父母や両親がずっと大河ドラマを見ていたので、出演できてうれしい。感慨深いです」。昨年5月に所属事務所を移籍し、6月から不倫やケンカなど、これまでの清楚(せいそ)なイメージを一変させる役柄に挑戦したドラマ「私の夫と結婚して」(Prime Video)が配信開始。さらに「豊臣兄弟!」の撮影も始まり、飛躍の転機を迎えた。

 演じたのは、仲野太賀(32)が演じる主人公・豊臣秀長(登場時は小一郎)の幼なじみで初恋相手の直(なお)役。

 「直は、とても真っすぐで、すがすがしい女性。嫌なことは嫌だとはっきり言えるのは自分に似ているのかな。監督からは私の素の部分、そのままを生かしてほしいと言われました」。撮影では「目線を意識して、目からしっかり伝わるお芝居をするように」と心掛けた。

 戦国時代を生き抜く生命力、命の輝きに何度も心を揺さぶられた。「無意識に涙が出ることが多かった。

いつ大事な人との別れが来るのか分からないから、無事に再会しただけで、うれし涙が出たり、周りの人の幸せを感じて感情があふれ出たり。感情に正直に演じることができました」と手応えを感じている。

 仲野との共演は3度目。「太賀さんは本当に頼れる座長。はつらつとした笑顔を見ていると『この人なら平和な世の中を作れるんじゃないか』という説得力があって、まぶしかった。少年漫画を見ているような疾走感を感じました」。直のキャラクターは「秀長にとって、お守りのような存在なのかな。今後、戦乱の世を駆け上がっていく中で、秀長にとっても、視聴者にとっても、直が忘れられない存在になってくれたら。秀長を形成するピースになれたらいいな」と願っている。

 デビュー10周年の節目を迎えた白石が、初挑戦の大河ドラマで輝きを放つ。(有野 博幸)

 〇…白石にとって飼い猫のモーちゃんが癒やしの存在だ。「白と黒で牛みたいな色だからモーちゃん。

丸まって寝ていると、かわいい」。趣味は編み物。プライベートで挑戦したいことはタイ旅行で「ピンクのガネーシャ像を見に行きたい。すごくパワーをもらえそうな気がするんです」と声を弾ませた。

 ◆白石 聖(しらいし・せい)1998年8月10日、神奈川県生まれ。27歳。2016年にテレ朝系ドラマ「AKBラブナイト 恋工場」で女優デビュー。主な出演作は18年の日テレ系ドラマ「PRINCE OF LEGEND」、19年のフジ系ドラマ「絶対正義」、21年の映画「胸が鳴るのは君のせい」、22年のNHKドラマ「しもべえ」「カナカナ」など。身長159センチ。血液型A。

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