3人組バンド「Awesome City Club」の公式サイトが5日に更新され、3月末で活動休止することを発表した。

 「Awesome City Clubを応援してくださる皆さまへ大切なお知らせ」と題して報告。

「Awesome City Clubは、2013年の結成以来10年以上の月日を歩んでまいりましたが、デビュー10周年イヤーを走り終える2026年3月31日を以て、活動を休止する運びとなりました」と伝えた。「休止前最後の作品として、連続リリース企画10作目となる『群鳥(ぐんちょう)』を含んだ約4年ぶりのオリジナルフルアルバム『Cheers to 10!!』を1月30日に配信リリースする予定です」とアルバムリリースも発表した。

 メンバーのatagi、PORIN、モリシーのコメントも掲載。atagiは「このたび、Awesome City Clubとしての活動を休止する事にしました。私達の活動を応援してくれていた皆様には残念な報告となってしまい申し訳ありません」と詫びた。活動休止の理由について言及し「活動休止という決断に至った理由はいくつかありますが、atagi個人としては音楽に対する向き合い方を今一度考え直したいという思いが大きくなっていたのが一番の理由でした。改めて音楽を学び直したり、自分の人生における音楽というものに真正面から向き合い直したい、という個人的な思いは大きくなるものの、Awesome City Clubとしての活動が最優先になっている今、軸足がぐらついたまま活動を続けるのは良くないだろうなと考えていました。そして奇しくも、同じくメンバーそれぞれ人生について向き合うタイミングだったようで、ならばと膝を合わせ話し合いを重ねた結果の活動休止という判断でした」と説明した。

 PORINは「年始からの突然のお知らせになってしまい、驚かせてしまった方もいるかもしれません。私たちは、このタイミングでしばらくお休みをいただくことにしました。この十数年、たくさんの方に背中を押してもらい、オーサムをなくしたくない一心で走り続けてきました。とにかく続けることが正しいと思っていたし、立ち止まるという選択肢を持つ勇気は、これまでの私にはありませんでした。

10周年を迎えるにあたり、改めてメンバーとたくさん話す中で、立ち止まることも、続けていくための大切な一歩なのかもしれないと、そう思うようになりました。そして、10年という節目だからこそ、勇気を持ってこの決断を選びました」と経緯を振り返る。

 そして「わがままに聞こえてしまうかもしれないけれど、それぞれの人生に、しっかり向き合う時間をいただけたらと思っています。どうか、この気持ちごと受け取ってもらえたら嬉しいです。また必ず、新しい私たちで会いに行きます。みんなの人生もあるなかで『待ってて』とは言えないけれど、自然にまた会える日が来ると、心から信じています。残りのツアーも、全力で頑張ります。一緒に過ごせたら嬉しいです。いつも本当に、ありがとう」とファンに呼び掛けた。

 モリシーは「10年(結成から数えたら12年)駆け抜けてきましたが、ここで一回休憩します」と報告。「車のガソリンがいつかなくなるように、バンドにもガソリンが必要です。給油しなければいけません。

3人で話合った結果、期間を設けずお休みすることにしました」という。「そして、いつか、また戻って来れるように日々を大切に生きていこうと思います。変わらず音楽活動も続けますし、珈琲屋も変わらず営業し続けます。いつも側で支えてくれてたスタッフの皆様、わがまま聞いてくれてありがとうございました!そして、今まで応援してくれた皆様、いつも優しく接してくれてありがとうございました!そして突然の報告に驚かせてしまって申し訳ありません。ツアー残り、悔いのないよう演奏していきます。よろしくお願いします」とメッセージを寄せた。

 同バンドは映画「花束みたいな恋をした」のインスパイアソングとして火がついた「勿忘(わすれな)」が大ヒット。2021年のNHK紅白歌合戦に初出場を果たした。

編集部おすすめ