将棋界の新春恒例行事「指し初め式」が5日、東京・渋谷区の新将棋会館で行われ、日本将棋連盟会長の清水市代女流七段、伊藤匠二冠=王座、叡王=、羽生善治九段らが出席した。

 年始に一年の幸福や健闘を祈念し、一局の将棋を棋士や関係者らが一手ずつ指し継いでいく伝統行事。

式に先立ち、鳩森八幡神社で「将棋堂祈願祭」も行われた。関係者、ファンが集まるなか、清水は「皆さま、令和8年、あけましておめでとうございます」とあいさつ。2025年を「昨年は様々な形で将棋界に新しい風が吹いたのではないかなと思っております。その風に皆さまの思いをのせて、その全てをチャンスと捉え、日本将棋連盟は次の100年に向けて一歩一歩、歩を進めて参りました」と振り返り「今年は、いえ今年も盤上の魅力発信はもちろんのこと、将棋文化の普及と発展、そして全ての皆さまへの貢献に尽力して参りたいと思っております」と力強く語った。

 式では棋士が上座、一般参加者が下座で、一手ずつ指し継いでいく。羽生の振り駒で始まり、終始和やかな雰囲気でイベントが進行した。(中西 珠友)

編集部おすすめ