歌舞伎俳優の中村鷹之資が東京・新橋演舞場「初春大歌舞伎」(27日千秋楽)昼の部「鳴神」で鳴神上人役を中村福之助とのダブルキャストで勤めている。

 父の中村富十郎さん(2011年死去、享年81)も演じた鳴神上人に初役で挑む鷹之資は、品格ある高僧が雲の絶間姫(大谷廣松)の色気に惑わされ次第に墜落していく様子をユーモアを交えて表現。

怒り心頭で柱を巻くようにみせる柱巻きの見得、不動明王の姿をかたどる不動の見得はダイナミックに披露する。「いつかやりたいと思っていたお役。炎のようなエネルギーを見てほしい」と呼びかけた。

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