スピードスケート女子でミラノ・コルティナ五輪代表の高木美帆(TOKIOインカラミ)が5日、長野市エムウェーブで練習を公開した。この日は団体追い抜きを中心に調整。

高木の先頭は固定し、佐藤綾乃(ANA)、野明花菜(立大)、堀川桃香(富士急)の隊列を入れ替えながら、状態を確認していた。

 6日でミラノ五輪開幕まで1か月。4度目の大舞台を目前に控え、「いよいよ始まるなという気持ちと、時間に追われている慌ただしさがある」と現在の心境を話した。「限りある時間を最大限、有効活用していきたい。時間を無駄にしたくない」と最後の国内での追い込み期間に余念がない。

 最大のターゲットとするのは1500メートル。18年平昌、22年北京と銀メダルだった本命種目で、悲願の金メダル獲得を目指す。最大のライバルと目されていた今季W杯3勝のヨイ・ベーネ(オランダ)がまさかの代表落選。「衝撃を受けたのは事実」と胸中を明かした。だが、「その上でやることは変わらない」と話し、頂点だけを見据えた。

 今大会スピードスケート日本選手団では最年長の31歳。初出場した10年バンクーバー五輪からは16年の時が流れたが、「あの場で戦えることは、自分にとって大切なもの」と思いは変わらない。

これまで7個のメダルを獲得した舞台。「ありがたさを感じながらも、自分にとっても最高の戦いができるように仕上げていきたい」とミラノ五輪への意気込みを力強く語った。

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