広島が5日、マツダスタジアム内の球団事務所で仕事始めを迎えた。松田元オーナーは、2年連続Bクラスからの逆襲に向け、2年目を迎える「年男」の佐々木泰内野手に世代を引っ張るような活躍を期待した。

 5位に沈んだ25年、新井監督は特に終盤に若手を積極起用して世代交代を図った結果、球団15年ぶりの借金20を背負った。中村奨が8年目にして台頭の兆しを見せたものの、それに続く若手がいなかった。「過去を見ても、出てくる選手はポーンと出てくる。一人がビックリするぐらいポーンと出たと思ったら、その世代の選手が続いてくる」と、松田オーナー。そのカギを握る若手野手が、佐々木だ。

 リーグ3連覇した16~18年は丸(巨人)が引っ張る形で同学年トリオの“タナキクマル”がチームの中心となった。松田オーナーは「佐々木がポーンと出て活躍してくれれば、負けていられないという選手たちが出てくる」と、同様の切磋琢磨(せっさたくま)が必須と考える。同世代野手には高卒6年目の二俣と大卒2年目の渡辺、1学年下には田村のほか、ルーキーの平川(仙台大)らがいる。

 25年シーズンについて、松田オーナーは「期待に応えられなかったのが現実。全員がより期待に応えないといけない気持ちを強くしたんじゃないかと思う」と、振り返る。4年目を迎える新井監督には「また苦しくなる可能性はあるが、若い選手たちを巻き込んで、一緒に打破してもらいたい」と、求める。チームが活性化するためにも、若ゴイの力が欠かせない。

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