日本将棋連盟関西本部が5日、大阪・高槻市の関西将棋会館で指し初め式を開催し、棋士・女流棋士らが3つの将棋盤で向かい合った。新成人の藤本渚七段は師匠の井上慶太九段と笑顔で“対局”。

「成人になって法的にも大人になってしまった。覚悟を持って臨みたい。未知の局面を迎えた時に良い内容で指すことができれば」と盤上に願いを込めた。12日の成人の日には故郷・香川に帰省せず、拠点の大阪でも成人式に出席することなく、研鑽(さん)に励むという。

 24年12月にオープンした同会館では2度目の指し初め式。連盟専務理事(関西本部普及推進部)の脇謙二九段は「今年は特に女性や子供のファンを増やしていきたい」と抱負を述べ、同常務理事(関西本部総務・棋戦運営部)の糸谷哲郎八段も「より将棋文化の花を咲かせさられれば」と若手の棋士・女流棋士の活躍を願っていた。

 7日には同会館で年男の藤井聡太六冠=竜王、名人、王位、棋聖、棋王、王将=が今年の初戦となる叡王戦本戦トーナメント(対山崎隆之九段)に挑み、24年に失冠したタイトル奪還への一歩を示す。18日には今年のタイトル戦初戦となるユニバーサル杯第52期女流名人戦(主催・報知新聞社ほか)五番勝負第1局が、福間香奈女流名人=清麗、女王、女流王座、女流王位、倉敷藤花=の地元、島根・出雲市の出雲文化伝承館で指される。対するのは西山朋佳女流二冠=白玲、女流王将=。

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