プロボクシング元ヘビー級世界王者タイソン・フューリー(37)=英国=が4日(日本時間5日)、自身のインスタグラムで現役復帰を表明した。

 元WBAスーパー、WBC、IBF、WBOの主要4団体全ての世界ヘビー級王座を手にしていたフューリーは「2026年がその年だ、マックの帰還だ」と復活を宣言。

「しばらく(リングを)離れていたけど、今、戻ってきた。37歳になってもまだ、パンチを打っている。男の顔を殴って金をもらう以上に楽しいことはないね」と投稿した。米国で最も権威のある専門メディア「ザ・リング」もSNSを引用して現役復帰を認めたとし、今年後半に復帰する予定と報じている。フューリーは最近になってミット打ちを行う動画をSNSに投稿。2日前の投稿では「少しずつエッジを研ぎ澄ませていく!」などとをつづっていた。

 フューリーは2008年北京五輪出場がかなわなかったことで同年12月にプロデビュー。15年11月、ウラジミール・クリチコ(ウクライナ)に判定勝ちしてWBA、IBF、WBO世界ヘビー級王座を獲得した。18年12月にはWBC王者デオンティ・ワイルダー(米国)と対戦したが引き分けてWBC王座奪取ならず。それでも20年2月、ワイルダーとの再戦で7回TKO勝ちしてWBC王座を奪取した。ワイルダーとのダイレクトリマッチにも11回KO勝ちするなど3度防衛を果たすと、24年5月にWBA、IBF、WBO統一王者オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)と4団体王座統一戦を戦ったものの、1―2判定負けした。同年12月、ウシクとの再戦も判定負け。

その後、引退を口にしてリングから遠ざかっていた。身長206センチのオーソドックススタイルで34勝(24KO)2敗1分けの戦績を誇っていた。愛称は「ジプシーキング」。

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