巨人の石塚裕惺内野手(19)が5日、坂本勇人内野手(37)との合同自主トレに向け、羽田空港から沖縄入りした。内角打ちの天才と称される坂本から極意を学ぶ意欲を示し「勇人さんは内角のさばきがうまい。

その技術であったり、何か一つでもいい感覚を得られたら」と習得を目指す。

 高卒1年目の昨年は1軍では9打数1安打も、2軍で打率3割2分7厘と申し分ない成績を残した。しかし、内容には満足していなかった。「ちょっと甘いところを逆方向にヒットを打ったりしていて、引っ張った強い打球がそんなに多くはなかった」と、厳しい自己評価。坂本独特の左肘を抜いて、高めの内角球ですらヒットゾーンに飛ばす技術は、プロ野球選手誰もが羨むもの。「内角ギリギリの球を打つのは難しいと思いますけど、有利なカウントではしっかり引っ張り切れるようにバットの出し方を聞きたい」と、打撃のテーマを明かした。

 岡本のブルージェイズ入りが決定し、現状で三塁は空いた。正二塁手の吉川も両股関節を手術した影響で復帰時期が不透明だ。阿部監督は石塚の起用法について基本的には遊撃で泉口との競争としているが「空いたポジションのレギュラーを取りにいくぐらいのつもりで」と、闘志を燃やしている。「一日一日成長して、チャンスを頂いたときにしっかりと結果を残せるように準備する。キャンプからアピールできるように残り1か月弱、勇人さんの下で成長できれば」。2年目の飛躍に向け、温暖な地で鍛錬を積む。

(臼井 恭香)

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