アニメ界のアカデミー賞と呼ばれる第53回アニー賞の各賞候補が5日、発表された。細田守監督の最新作「果てしなきスカーレット」が、長編インディペンデント作品賞など3部門にノミネートされた。

 同作が他にノミネートされたのは、長編監督賞と長編脚本賞。長編監督賞には、日本からは興行収入が100億円を突破した公開中の「チェンソーマン レゼ篇」の吉原達矢監督も候補入りしている。

 「果てしなき―」は、「死者の国」で父の敵への復讐(ふくしゅう)を果たそうとする王女スカーレットが、現代の日本からやってきた看護師・聖と出会い、共に旅をしていく中で生きる意味を見いだしていく物語。昨年11月に公開された。

 細田監督は、2015年に「バケモノの子」が長編インディペンデント作品賞にノミネート。同作では受賞を逃したが、19年に「未来のミライ」で受賞した。今回は2度目の受賞に期待がかかる。

 同賞でライバルとなるのは、Netflixで配信中の銀河をまたにかけた恋愛模様を描いた韓国アニメ「あの星に君がいる」、昨年の東京国際映画祭で上映されたメキシコ初のストップモーションアニメ「私はフランケルダ」、女優・ナタリー・ポートマンがプロデューサーを務め、昨年のアヌシー国際アニメーション映画祭で最高賞を受賞したフランス映画「アルコ」、同じくフランス映画の「A Magnificent Life」の4本。各賞の発表、授賞式は2月21日に米ロサンゼルスで行われる。

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